9月2日(土)【海外へ出発!】

《いざ出国!》

朝8時半に起床し、前日に買ったコーヒーとミネラルウオーターを飲みながら一服。
9時過ぎには宿をチェックアウトし、9時44分の有明8号に乗車。
自由席チケットなので早めにホームに入ったが、この列車小倉が終点なので博多駅で思いの他降りてしまい、車内はガラガラ状態。
荷物が多い私にはラッキー。
10時35分に小倉駅に到着し、乗り換え6分で普通列車に乗る。
荷物が多く、エレベータを使うしかなかった。いつもなら全然余裕の6分乗り換えがキツく感じた。
普通列車でひと駅を乗って関門トンネルを潜り、やっとのことで、下関駅に到着。
改札を出ると、どこが国際港なのかが分からずにグルグルと回る事15分。
やっとの事で、下関国際港の到着。 まずは予約チケットを本チケットに交換。
しばしの間待たされた後、乗船用窓口が開く。
まずは出国カウンターでパスポートを提出。 20秒くらいだっただろうか、パスポートにハンコを押して返却され、長い廊下を重たい荷物を転がす。
廊下が終わると下り階段。 ん〜、エスカレータくらい付けろよ〜。
階段を降りると、下にはバスが待機している。 バスに乗っている間は1分程度。 歩くよりは全然楽。(だからエスカレータ付けろよ!)
バスを降りると、いざ乗船。
乗船するが、案外と乗客が少ない。あのバス一回分だけだったの? 定員300〜400人程度の船に乗客は30〜40人程度だろう。

ゆうとぴあ フォワードサロンより船首を撮影

《幸いにも日本語が出来る人》

指定されたベッドに行こうとすると女性の乗務員が「こちらで(「で」と言った「の」では無かった)、好きな所でいいです」とチョット片言のの日本語。 中国人なのかな?
数分して、もう一人の男性が入ってきた。 年は若そう。
ボソっと何かを私に言ったみたいだ。 「こんにちは」と一言私が言ったら「こんにちは」と帰ってきた。 日本人なのか?
これからの1泊2日の長旅なので、「星野と言います、よろしく!」と言い握手を求めると「スウです。 こちらこそよろしく」と握手をしてくれた。
スウ(鄒存瑜:すうそんゆ)さんは現在、名古屋の大学の留学生。 中国に一時帰国するらしい。
日本のバイト先は「世界の山ちゃん 錦三大津店」鳥の美味しいお店らしい。

デッキでスウさんを写す
この後、スウさんとはいろいろな事を1時間以上話していたのだが、もうその内容までは憶えていない。
憶えている事と言えばスウさんは名古屋で経済を学んでいるが、コンピュータのソフト開発にも興味があるようだ。
二人はデッキに出ようと言う話になったが、生憎強風の為デッキには出られなかった。 まあ、夜なので危険なのかも知れない。
夕食はスウさんと一緒に取り、彼はチンジャオロースとチャーハン、私はとんかつ定食と頼んだ。
チンジャオロースってのは、ピーマンと筍と肉の千切り炒めだったように日本人の私は記憶しているのだが、スウさんの頼んだチンジャオロースはピーマンとピーマンとピーマンの千切り炒めにしか見えなかった。 中国でもこうなのか?とかなり不安を覚えた。
ビールなども飲んで、ちょっとハイテンションになり自室に戻り、チョット簡単な中国語を教えてもらった。
一番聞きたかったのが自分の名前の中国語。
私「星野竜次」の中国語の発音は「xi ye long tu:し〜いえろんつ」だそうだ。

《免税ショック》

船内では日本のタバコもビールも販売しているのだが、やたら安い。 これが免税状態なのかと驚く。
私が吸っているタバコの値段が、なんと170円。 通常であれば300円。 と言う事は、130円も税金として支払われていると言うことになる。 1日ひと箱として365箱。 年間4万5千円以上の税金を払っている。 を〜高額納税者だ。
ビールも350mlで170円。 これもチョット安い。 酒の量販店でもこの価格は出ないのだろう。

げげげ!タバコがこの値段。

ビールもお値打ち。


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